更新日 2007.01.01

その1   下 書 き 作 り
まず、何を元に描くかテーマを選んだ
2006年春に写した京おどりの一幕を探す
画像を選ぶがなかなか良いのがない
十数枚写して1枚あれば良い方である。
なかなか易しそうで絵の下書きとするのにははっきり写ってないと描きづらいし絵の構図の関係で様になる必要がある、結局この立ってる舞妓を選んだ
(2006.07)
A3までプリントできるエプソンのプリンターでプリントする。その際ズームプリントというソフトで分割してプリントできる手法を用いる、これによってかなりの大きさまで実物コピーが可能である。今回は、A3を数枚つないで下書き用の元図を作った
分割して出来たら、のりで貼り付けてF40サイズの絵にする。
出来上がった元画の上に同寸大のトレーシングペーパーを切ってのせ、鉛筆で写し始める。ただ輪郭を写すのではなくこの段階で絵になるようアレンジする。
ぼやけて見えない部分もよくあるので苦労する作業だ
特に顔は、自分のイメージした顔、お気に入りの絵に工夫する。トレースの最大の重要箇所である。この段階で顔の技法をマスターしてないと美人画は出来ない。好みにそって顔をかくのでかなり時間をかける
(2006.08)
写真画像では、気に入った舞妓の髪型でない場合が多いのでほかの資料を参考に自分のイメージの中でよいと思う髪型にアレンジする。また、かんざしなどもこの時点でアレンジする。基礎資料と知識が必要だと思う
トレーシングペーパーに鉛筆で写して下書きが完成
線描きを始める
まず顔を決める、美人画は顔が命
輪郭を描くのは、今野良恵先生の美人画の手法に準拠している
線書きがほぼ完成


その2   色 塗 り と 帯 描 き
いよいよ彩色である
美人画は、私の場合必ずおいしい部分である顔から描き始める。これは今野良恵先生の美人画の技法と同じ。私の基礎は、ここから出発しているので・・・
顔を決めることにより、最後まで描くノルマを自分で作り出す。これが最後まで描き通す秘訣。顔書きは、下書きとは違ってこの段階で新たに描きだすので一番神経を使う部分。下書きが出来てるから描けるとわけではない。
この時点で、陰を描く(いわゆるグルサイユ技法)がなかなかうまくいかない。技量不足である
下地と背景描きをするが、どうもしっくりしない、ちょっと濃すぎるようだ。これでは模様も活きてこない
(2006.08.末)
色を薄くして背景も上書きして品のよい色にする
顔もだいぶいい案配になった
襦袢とか帯とかを描く。赤の部分を塗って疲れを引き締める。
一気に描ける部分は、先に済ました方が、延々と続くこれからの作業に描ける目安を与える
蓮を描いてみた。数本描こうとしたが、面倒くさくなってやめた(笑)
だらりの帯とか、振り袖の模様の輪郭の下書を鉛筆で始める。今回は、元画像の図柄に準拠する。振り袖の模様は、自分のアレンジで、ヤフーオークションで買った端切れの模様を脇に置いて自分のアレンジで描いている
なんか、すごく綺麗に見える。写したデジカメと補正ソフトのせいかもしれない。この段階でやめても良いとも思ったほどだ
(2006.10)
蝶の部分(帯の模様)をマスキング液で塗ってカバーし墨で帯の地を描く。マスキングしても私は下手でなかなか思うように出来ないのが悩みの種・・・
帯の図柄書きを始める。マスキングの部分を削って描くが残ってるのがなかなかとれず又、うまく輪郭がとれてないので墨で輪郭を補正しつつ描く。元画像を元にするが、彩色は工夫が必要なので大変だ(絵の様になるようにする必要があるから)
すったもんだの末、ようやくだらりの帯が完成、まあ何とか絵になったようだ、ふ〜


その3   振 り 袖 の 図 柄 描 き
いよいよ、振り袖の模様描き開始
胴のお引きずりの部分から描き始める。下絵の線書きがしてあるから塗り絵のようで簡単だと思う人が一部にいるが、色塗りはそんなに甘いものではない。この段階では又別の技法がいる。色塗り如何で正否が左右される。
ボタンを赤にすることで、絵がきりっとして様になったので、右振り袖を描き始める。色が、にじんで葉脈とかが旨く描けず苦労する。紫が、黒ずんだ色になり鮮やかさがどうしてもでないのにはまいる。
(2006.11)
ようやく、模様描きに区切りがついた。自分でアレンジして模様を描くのだから、苦労も一塩である(笑)
全体の輪郭を改めて塗って消えた部分を補正する(線描き)、今回の紹介はここまで、今も続行中
今度は背景である
これがやっかいな部分でもある
(2006.12.25)


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