未完成である、説明文が中断?・・・しかし取りあえず載せます、ご了承のほどを(謝!) |
この章は、自分用の忘失録として書いてます、メモしておかないと次に描くときにどう克服したか忘れるためである ここを読むと私流の描き方のノウハウが書いてあるので、美人画を描くときの多少の参考になる?かもしれない |
基ネタは、2006年晩秋の枚方撮影会で写した画像を選んだ、構図は少女と舞妓に絞る 男の子は、描くのに好みでないので省略(笑)・・・ 舞妓の持ち物は、邪魔なので削除、着物の色も水色では芸がないので他の色にしようと思った |
PhotoShopElementで画像を修正・編集して保存 それをズームプリントというソフトで開いて分割して拡大する、原寸大でトレースする故である 以前は、マス目法で拡大したが面倒になり思い切って描く号数と等寸大で用いている ここには出てないが、エプソンのPM3300プリンター(A3までプリント出来る)でズームプリントを使用してA3サイズ4枚用いて分割プリントし、カッターナイフでカットしノリで張り合わせF20サイズにした そしてF30〜40ほどのシナベニヤに張って固定し、ロール状のトレペをのせ手頃な大きさにカットして紙テープで固定した (ラワンベニヤは、板目が粗く描きにくいので用いない) この上よりH〜HBのユニ鉛筆で輪郭をなぞって写していく。この方法を用いることにより正確なデッサンが可能となる。つまり基礎デッサンの勉強に時間を費やさなくても人物画が描ける有効な方法である(アメリカではプロの画家やイラストレータがよく利用している普遍的技法である) なんだそんなやり方か、と思う方は考えが甘い 顔の輪郭、目、鼻、耳、唇、舞妓の着物の特徴、足、帯、手や足の基礎知識や描き方を知ってないと描けるものではない 単にトレースするだけでは芸がないので、自分の イメージに沿ってアレンジする プリントだけでは、細部が分からない事が多いので 他の画像をA4サイズでプリントしてそれを参考に 描いて行く。下書きを描く段階で、いろいろな資料を 探して参考に描いて行くのがポイントである 少女の帽子は実際は大きく絵に不具合なので やや小さめにする。又、半ズボンでは 色気がない?ので、ミニスカート?にする 舞妓の手が、もと画像では、紅葉の葉を握ってるが 他の画像を探して手を握ってるように直す だらりの帯が、中途半端なのでより大きく出した 座ってるベンチも、絵になるようにアレンジした トレースだけでは、描けない部分は、顔、われしのぶ 手、おこぼなどいろいろある 顔と手は、自分流のポリシーがないと描きにくいと思う |
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F20のパネルに雲肌麻紙を水張りしたものにジェッソを塗ったものに写す。 チャコペーパーをトレペの下に敷いて鉛筆でトレースダウンするが、下書きのトレペを抑えつつ直に鉛筆でパネルになぞり書きすることもあった (片岡鶴太郎氏 墨彩画入門の方法を使用。荒っぽいやり方だと思ったが、やってみると意外と使える) 通り一遍の方法では写しにくいと思う この段階で、細部をまとめる、下書きのトレペには 花かんざしとか、びらびら、帯留め(ぼっちり)は アウトラインのみ描き、鉛筆で線描するときに 自分流にまとめるのがポイント この段階で、顔をしっかり描き込んでおく 自分好みの顔をイメージの中に 持ってないと描きにくいと思う 修正は、練りケシを多用する「 鉛筆による線描が終わると、墨と朱と胡粉を 混ぜたもので骨書きをする |
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一気に、舞妓の顔を描く。一番おいしいところから描くと、 最後まで描こうとする気力が出てくると思う 途中をだいぶ省略したあるが、遊ぶ?余裕がないときが多い この手法は、今野由恵”美人画の鑑賞と描き方”の方法を踏襲している まず、髪を薄墨で塗り |
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膝の所の振り袖の模様が 絹の光の反射で薄くなってるのが 実写的なので今回は あえて薄くした、おわかりいただけようか? 評価の別れるところだが 今回の作品は思い切った新技法の 研修作なのでこれで良しとした |
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