蜜柑色の画廊>春の京都の旅


2007春の京都デジカメの旅 3(2007.04.21〜22)
宇治平等院と京おどり観覧記
更新 2008.05.01-B (増補)
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プロローグ
  京都に来て2日目、京おどりを見る日である。おどりの始まる第1部は12時半からなので、かねて念願だった宇治平等院へ行くことにした
宿泊した四条大橋下るビジネスホテルから京都駅へ戻り、貸しロッカーに荷物を預け奈良線に乗って宇治駅まで来た
新装?の宇治駅は、観光という雰囲気はない
朝のせいか、いたって閑散としていた・・・
  駅広場の入り口は、観光の街らしく宇治茶と源氏物語のミュージアムがあるのをアッピールしてモニュメント?が立っていた
ここでようやく、宇治に来たなって雰囲気を感じた
 
 前もって、山と渓谷社の例の京都ガイドをコピーして行き先の道筋は確認していたはずだが、実際に行くと結構迷った、途中土地の人に聞いて行き先を教わりどうにか行けた
迷ったら、気取らず土地の人に聞くことだ(笑)
この通りは、観光通?らしく宇治茶とかおみやげ店や食堂などが並んでいた。


宇治平等院
かなり昔、私が高校生だった頃、
修学旅行で来た宇治の平等院へやってきた、あのころのイメージと違ってなんかにぎやかさが無かったのは意外だった。郊外のポツンとした観光地で記憶とはだいぶ違った・・・
細い垣根や、寺社の建物を横に見て奥の院のような広場に来た、そこに平等院が鎮座ましましていた
桜はわずかに残っていた、ここが藤原の一族が極楽を意識して作った施設だった


名物の藤棚は、さすがにまだまばらだった
せっかく来たのかだらと、デジカメに収める
なんか天気があやしい、今にも降りそうである・・・

下の方が、まだ早いが少し離れてみると何とか咲いてそうな雰囲気はする、八重桜はあったけどすでに桜の時期はおわりかといって五月の藤の花には早すぎて中途半端な時期だったが、仕事の都合でこの日となった
まるで、絵はがきであるが、とにかく写した
青空だったならもっと見栄えがするであろう
鳳凰が、翼を広げた格好をしてるので鳳凰堂と言われているのはご存じであろう・・・
本当は、一時間に何回か解説付で中に入れるのだが時間が無かったので外観だけ見て帰ることにした

見納めにもう一度写した
人影がないけど、結構周囲には観光客はいる
雨がぽつぽつと降り始めたので帰りを急ぐ
実は、帰り道に別館があって、例の楽器を奏でる天女とか仏像を展示する施設があるのだが、撮影禁止なので写せかなかった、おみやげコーナーもあったので、記念にファイルとか天女をモチーフにしたトランプとか買った
時間が迫ってたので、急いで駅に向かった
雨が本格的に降り始めてきた・・・


京おどり
少々焦りながら、奈良線で紅葉で有名な東福寺駅で乗り換えて五条駅で降り宮川町へ傘をさしながら足を急いだ。歌舞練場前に来た見ると意外とのんきな感じに拍子抜けした
 今日は22日の京おどりの最終日で、座席券を予約するのに難儀した
入り口は、京おどりの看板が見える下の出入り口から入るのだが予約券を持ってる場合中央右下の紅白の幕の所に切符交換所があってそこで座席券と取り替える
ここだけの、秘密?だが実は当日券は予約しなくても買えるのである(平日は特に可能性大)
写真右すみ方向へ切符売り場があって、新幹線の当日券よろしくそこで座席券も売っている、席は2階席とか予備席、立ち見席となるがどうしても見たい向きにはチャンスであろう
  
お茶券を持って順番を待ったが今回から空くと次の人どうぞで、席を選ぶチャンスはなかった
また、京おどりは、他のをどりと違って点茶風景は撮影禁止になっている
つまらないので、写すことはやめて配られたまんじゅうとお茶を飲んで外に出たらそこは2階席の廊下だったので2階席から舞台を写して階下に降りた
2階席も後の席だと見づらそうだ・・・
途中、おみやげ売り場があったので、京おどりのポスターとプログラムそして舞妓の写真のついたファイルを買った
  


京 お ど り

京おどりが始まる前にアナウンスがあった、撮影のことが気になってドキドキした
携帯とフラッシュ撮影は、禁止の旨通達があった、つまりフラッシュでなければカメラ撮影OKだと理解した
去年の1回目と違ってやや見づらいが、やむを得まい、あとは撮影のシャッター音が周囲に迷惑かけないよう写すだけである

いよいよ開幕である、このために来たんだと胸がはずんだ!


京都に来て良かったとはこの景色でしょう、文字通り花より団子(舞妓・芸妓衆)です!


☆綺麗どころの面々、はんなりとはこの女性達を言うんでしょうねえ・・・☆
▼おまけです▼


大団円(フイナーレ)

宮川音頭の音楽と共にもっとも華やかな舞妓・芸妓衆の群舞がくりひろがれる、宮川町独特の圧倒的な舞い姿である
初めて見る者をしてこれがこの世の極楽かと目を奪われる時間だ
舞妓達の、京の都に春が来た〜♪ 花は宮川〜♪と 歌いながら舞う姿がとても可憐だ☆


帰路に就く 

 おどりが終わって、皆感慨ぶかけに歌舞練場から出てくる
ぞろぞろと帰路を急ぐ者、思い出ぶかけに名残惜しく立ち止まって友と話をする者いろいろである
ただ、京おどりをみて眼福したのは間違いないであろう

さあ、私も帰るぞ、と心に決めて宮川筋を後にする
河原町に戻って、デパート前からバスに乗り京都駅まで直行する、後は定刻の新幹線に乗り、帰ってからのデジカメ画像のおみやげを見ることを楽しみに帰路を急ぐことにした
小雨がしとしとと降っていたが、
なぜか心地よかった・・・

☆完☆


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